オルレ 道をつなぐ 저자 : ソ ミョンスク
필명 : おぐおぐ 게시일 : 2021-11-25


いつか歩いてみたいと思っているオルレについての本…ということをきっかけに手にしたのですが、想像していた何倍も中身の詰まった濃い一冊でした。

済州では優秀な学生だった著者が、民主化運動に参加して収監され、目を塞ぎたくなるような拷問を受ける。

出所してから田舎に帰り、岩場に長い時間過ごしていたことがのちにオルレを作るきっかけとなる。

オルレを作るにあたってのこだわり、いかにしていくつものオルレができてきたからなどが前半の重い文章とは違い、まるで済州の空気を感じられるような文章で綴られていて、コロナが明けたら本当に歩いてみたいと思いました。

更に、このオルレという発想が日本にまで広がっているということをこの本で知りました。九州、そして福島にある日本のオルレも歩いてみたいです。

今、同じ時代を生きている筆者がこんなにも激動な人生を送られたということが信じられないような気持ちになります。

今、3度目を読んでいますが、オルレを作る過程の話が毎回新しいものが見えてきたりするようで、まだまだ楽しめそうです。

早く行きたい!!!

표지 제목
82年生まれ、キム・ジヨン ソ ミョンスク
国は違えど同じようなことは日本で暮らす私達にも起こり得ることだなと感じました。読む前は韓国で話題だから読んでみようと軽い気持ちでしだが、読み終えてとても考えさせられる作品という印象です。映画も公開され...
ショウコの微笑 ソ ミョンスク
7つの短篇どれも胸をぎゅっと締め付けられるような切なさがあって大切に読みたくなる作品でした。心の中にじんわり沁み込んできます。
オルレ 道をつなぐ ソ ミョンスク self
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82年生まれキム・ジヨン ソ ミョンスク
私より少し下の年代の女性が主人公でしたが、仕事、家庭、子育てのバランスを上手に取ることは、韓国でも日本でも同じように難しいことがリアルな表現で知ることができた。この主人公のように、パートナーにも協力し...
+1cm ソ ミョンスク
こちらの書評キャンペーンで、紹介されていたので、思わず手にとり読んでみました。 小説のようなものかと勝手に想像していたところ、エッセイのような仕様になっていました。 物の見方を少し(+1c...


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