年内最後の「話してみよう韓国語」が、青森市内で、12月16日に開催されました。 青森大会も今年で早くも8年目。今年は昨年より4組多い総応募数26組46名、全員が本選の舞台に上がりました。 今年は青森県内でも、弘前や黒石の津軽側や青森市等の県央からはもちろん、下北や八戸からも応募があり、青森全域からのご応募をいただくことができました。 これに加え、お隣の秋田と岩手からも全体の約3分の1の出場者が訪れこの大会を目標にしてくださる韓国語学習者の皆さんが北東北全体にまで広がりを見せてくれるということを改めて感じることができました。 中でも、これまでずっと伸び悩んできた中高生スキット部門ですが、昨年の10組に続いて今年は11校という数多くの学校から9組と安定した応募を確保し、学校で韓国語を教える高校が全くない青森で行う大会としては大きな成果とも言えます。 特に今年は、青森大会史上初めて中学生が2組も出場しました。 そんな中高生スキット部門で見事に最優秀賞に輝いたのは校歌の韓国語版もある盛岡スコーレ高等学校2年の小笠原さんと橋本さん。 3月16日に東京の韓国文化院ハンマダンホールで開催される韓国語界の甲子園クムホ・アシアナ杯「話してみよう韓国語」高校生全国大会への出場権を獲得しました。 昨年青森大会を代表して参加した高校生はペアは全国大会で優秀賞を収め、この日は観覧席から大会を見学、先輩として今年青森大会を代表して全国大会に挑む小笠原・橋本ペアに「とにかく恥じらいを捨てて思いっきりはじけて」とアドヴァイスを送りました。 一般部門スキット部門の最優秀賞を受賞したのは、下北半島の六ヶ所村で韓国語を学ぶ30代と40代の男性ペア澤田さんと江口さん。 落ち着いた貫録で丁寧に発音しながら発表したのが高評価となりました。 スピーチ部門の最優秀賞に輝いたのは看護師の長内さん。 昨年は同じサークルで韓国語を学ぶ高校生ペアが全国大会に出場するということで引率で上京し、その際に高校生が堂々と自分の思いを韓国語で発表する姿に感銘を受けご自分もスピーチ部門への応募を決意、この日は地元での日韓草の根交流の話を披露し見事に最優秀賞の受賞となりました。 そして、審査時間を利用した「自由発表の部」では、韓国語を学ぶ方々が3組出場し、昨年に引き続き双子の社会人によるWonder Girlsのダンス、岩手県から来た高校生のK-POPデュエット、そして、本大会の風物詩東北神起と今年はAKBもどきのダンスで会場は大いに盛り上がりました。 他にも休憩時間等を利用して、青森県内がロケ地となったKBSドラマ「チャッカン男子（ナムジャ）」を紹介したりFM青森で青森の良さを韓国語で紹介する番組のパーソナリティが会場を訪れて番組をPRするなど、盛りだくさんの内容でした。 青森大会はこれまでずっと青森市内で開催してきましたが、青森県内のもっといろんな人にお越しいただくためにもその手始めとして来年は青森第2の都市・弘前での開催を予定しています。 このように「話してみよう韓国語」は各地の実行委員会を中心に各地の恒例の韓国語のお祭り的なイベントとして定着しつつあります。 青森大会で2012年の大会は終了しますが、新年早々の1月5日には愛知大会が開催される予定です。 皆さん、是非ともお近くの大会へお越しください！ そして、韓国語を学ぶ同志の皆さんと先生の皆さんと良い交流をしてください！
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