昨年秋に韓国でベストセラーになった、２００２年ワールドカップ時の監督フース・ヒディンク氏の自叙伝が日本で刊行されました。今までワールドカップで勝ったことのなかった韓国を一気にベスト４に導いた秘訣がこの本の中で明らかになります。

　韓国代表の第一印象は「めちゃくちゃ」。その後、Ｗ杯までの徹底した強化プログラムを組み、心身両面から鍛え、さらに選手たちに「サッカーを楽しむ」ことを教えました。

　日記形式で綴られたワールドカップまでの１８ヶ月間の詳細な記録の中では、独特のマスコミ戦略、恋人エリザベスのこと、話題になったイタリア戦の審判問題などについて率直に語られ、選手たちとの交わりからは類まれなるヒディンクのリーダーシップがよくわかります。

　選手たちからのコメントには、宋鍾國が「勇気と自信を与えてくれた第二の父」、朴智星が「笑いを絶やさず、いつも温かく頼りになる監督」とヒディンクへの信頼を語っています。

　ヒディンク氏の初めての自著『ヒディンク自伝　韓国を変えた男』（文藝春秋刊　１８００円＋税）を韓国文化院ホームページをご覧の３名の方にプレゼントいたします。

　官製はがきで、

〒１０２－８００８　東京都千代田区紀尾井町３－２３
文藝春秋出版局「ヒディンク本プレゼント」韓国文化院ＨＰ係

　までご応募下さい。６月30日締め切り（消印有効）で、当選者は発送をもって替えさせていただきます。