【図書映像資料室】 新着図書案内(4月2週目) | 16.04.05 |
今月の新着資料をご紹介します。皆様のご利用をお待ちしております。
『韓国名刹と精進料理の旅』
(静山 金演植 著、Seoul Selection、2009年、日本語版)
いま韓国でお寺に滞在し、日常生活を送り韓国仏教の修行精神を体験するテンプルステイが人気ですが、
この本では、韓国各地のお寺で出される様々な精進料理を多数紹介しています。料理や風景の写真も豊富で、レシピもついていますので、
ご自宅で実際に作ってみることもできます。
『間違いやすい韓国語表現100 上級編』
(油谷幸利 ほか著、白帝社、2015年、日本語版)
上級レベルまで到達した韓国語学習者の皆さん、ちょっとした表現の違いなどに悩んでいませんか?
「の」や「する」などの微妙な使い方の違いなど、逐語訳ではない韓国語らしい韓国語を習得するためのおすすめの本です。
『THE BOOK OF KOREAN TEA』
(YOO Yang-Seok、2007年、英語版)
韓国のお茶といえば、ゆず茶やテチュ(なつめ)茶などが思い浮かぶ方も多いと思いますが、もちろん韓国にも茶葉を使った緑茶があります。
この本では、韓国茶の歴史、淹れ方、作法などがまとめられていて、韓国茶を知るのにおすすめの本です。
今のところ残念ながら英語版のみになりますので、日本語訳が出版されることを願ってやみません・・・。
『朝鮮職業実録』
(チョン・ミョンソプ 著、BOOK ROAD、2015年、韓国語版)
この本は、今は存在していない、もしくは違う姿で続いている朝鮮時代の庶民たちの珍しい職業を紹介します。
働き方は変わっても今でも命脈を保っている職業として、消防士「滅火軍」、新聞発行人「其人」、弁護士「外知部」、氷屋「蔵氷業者」などがあり、 消えた職業として、鷹匠「時派赤」、葬式の時の泣き屋「哭婢」、科挙試験で席を取り、字を代わりに書いてくれる「巨擘」、「写手」、「先接」などがあります。
この本で、「朝鮮王朝実録」を始めとする当代の様々な文献の中から発見した21個の職業の誕生と消滅、 紆余曲折の歴史とエピソードを通して朝鮮時代の生活像のみならず時代的必要と欲望そして限界を実感することができます。
DVD『観相師 ―かんそうし―』
(ソン・ガンホ主演、2014年)
天下を取るのは勇猛果敢な虎か?残忍非道の狼か?!
「顔」を見るだけで性格から寿命まで全てを見抜く天才観相師ネギョンは、息子や義理弟と送る貧しい生活から脱する夢を抱き、都の芸妓に招かれて観相業を始めた。
その眼力は人々の運勢のみならず、殺人事件の真犯人をも暴くとあって、評判はたちまち宮廷にまで知れ渡る。
やがて、“トラ“の異名を持つ優れた高官キム・ジョンソの信頼を得たネギョンは、念願叶って宮中の要職に抜擢される。
だが王の弟・首陽大君に“オオカミ"のように冷酷な「逆賊」の相を読み取ったことから、国家の命運と自らの人生を左右する謀反へと巻き込まれていく──。
図書映像資料室 歴代貸出ランキング第3弾!日本図書Best10
資料室の資料管理が電算化された2002年から現在に至るまでの、貸出数best10を集計してみました。 過去2回のランキングをご覧頂いた皆様からの多くのご要望にお応えし、今回は日本語図書のうち、韓国語教材を除いたbest10をご紹介します。
1位 韓国まるごと大百科(ポプラ社)
2位 韓国の伝統料理(文化観光部)
3位 日本人ではわからない韓国のジョーシキ(実業之日本社)
4位 歴史教科書 在日コリアンの歴史(明石書店)
5位 これならわかる韓国・朝鮮の歴史(大月書店)
6位 東醫寶鑑(日韓経済新聞社)
7位 韓国の食(平凡社)
8位 世界の食文化1:韓国(農文協)
9位 韓国の服飾:服飾からみた日韓比較文化論(文化出版局)
10位 韓国の中学校歴史教科書(明石書店)
やはり衣食住と歴史に関する書籍の利用が多いようです。これらランキングも参考にし、魅力ある蔵書になるよう努めてまいりますので、これからもたくさんのご利用をお待ちしております。