年末特別企画 唱劇「レコードに刻まれた唱 - Victor 春香」 | 17.10.05 |
年末特別企画
唱劇「レコードに刻まれた唱 - Victor 春香」
去る6月の唱劇「ウサギ打令」舞台に対する観客の皆様の熱い声援にお応えするため、年末特別企画公演としてもう一度「唱劇」公演を開催することとなりました。
韓国伝統芸術の真髄を経験できる貴重な機会になる今回の公演に皆様のたくさんのご応募お待ちします。
・日時:2017年11月16日(木) 19:00 / 11月17日(金)19:00 【2回公演】
・場所:駐日韓国文化院ハンマダンホール
・主催:駐日韓国大使館 韓国文化院、韓国国立民俗国楽院
・協力:韓国観光公社、韓国コンテンツ振興院
【作品制作背景】
この作品の主な素材は1937年に録音されたと推定されるVICTOR社発売のレコード「春香伝」です。
唱劇というよりはパンソリの「分唱」に似ていて、約2時間分が録音されているこのレコードには当時名唱として名を馳せたチョン・ジョンヨル(当時60歳)、イ・ファジュンソン(当時38歳)、イム・バンウル(当時32歳)、パク・ノクチュ(当時30歳)、キム・ソヒ(当時19歳)の唱が収録され、世には舞踊家としてより知られている名鼓ハン・ソンジュン(当時62歳)が太鼓を担当した。
現代の唱に比べて淡白な雰囲気が漂う古いレコードの春香歌を復元し、その録音室で繰り広げられたと思われる名唱たちのパンソリに関する話し合いを加えて作品化しました。
レコードの写真は西洋文物によって変化する当時の生活を如実に表している。
広場から舞台へ、そして記録の時代から変化してきたパンソリを振り返りながら、新たな変化の先を見通します。
【あらすじ】
1937年のある日、そして2017年のある日。
79年の歳月を越えて、この記録物裏側の物語が舞台で繰り広げられる。
1900年代、蓄音機の普及により現場でしか聞くことが出来なかったパンソリをどこでも楽しめる大衆芸術に発展させ、当時の名唱たちはレコードを通じ、爆発的人気を博し、全盛期を謳歌した。
1937年のある日。日本VICTORレコード社の録音室。当時の名唱たちが集まった。
リズムを自由自在に駆使し、唱劇の根源を築いたチョン・ジョンヨル名唱。
絶唱を披露するイ・ファジュンソン名唱。
声が鈴のように美しくて芸名が鈴(バンウル)であるイム・バンウル名唱。
慶尚道訛り交じりのセリフと明瞭な声の持ち主のパク・ノクチュ名唱。
清らかな声で愛を唄う19歳の乙女キム・ソヒ名唱。
名鼓のハン・ソンジュンの太鼓リズムが名唱たちの唱をより際立たせる。
録音のスタートと終わりを知らせる手信号を合図に「パンソリ春香歌」を歌い始める。向こうで回っているレコードに唱が刻まれる。
2017年のある日。発条を巻き、針を乗せると古びた蓄音機からレコードの古拙な音が流れる。
【唱】※日本語字幕付き
チョン・ジョンヨル役「ソ・ウォンゴム」
解説者及びハン・ソンジュン役「チョン・ミンヨン」
イ・ファジュンソン役「チョン・スンヒ」
イム・バンウル役「キム・デイル」
パク・ノクチュ役「キム・ソン」
キム・ソヒ役「キム・ヒョンジュ」
【楽器】
ピリ(笛)「ホ・ジン」
打楽器「ファン・サンヒョン」
ギター「パク・ソクチュ」(客員団員)
【制作】
制作·演出「チ・ギハク」(芸術監督)
助演出「ウォン・セウン」
衣装デザイン「ソン・ウンジュ」
証明デザイン「コン・ヨンファ」
作曲「キム・ペクチャン」
舞台製作「チョン・ユンジョン」
扮装「キム・ジョンハン」
【韓国国立民俗国楽院】
韓国の長い歴史の中で受け継がれてきた民俗音楽と舞踊を保存・継承・発展させるため、1992年設立された国立音楽機関です。様々な企画公演や常設唱劇公演など民俗音楽芸術を満喫できる公演活動を繰り広げています。また、青少年及び一般の人々が民俗音楽をより易しく、また面白く学べる韓国国楽教室と体験プログラムなどを実施しています。韓国国立民俗国楽院は民俗音楽芸術の中心地として、より大衆を共感させる民俗楽に発展させるため意欲的な活動をしていきます。
【お申し込み方法】
韓国文化院のホームページ(www.koreanculture.jp)でお申し込みいただけます。
応募欄からお申し込みいただけます。イベントにご応募いただくには会員登録が必要です。
➡会員登録(https://www.koreanculture.jp/member_agree.php)
◇ 募集人員: 各回300名様(お申し込みはお一人様2名まで)
◇ 申込締切 : 2017年11月5日(日)
* お申し込みが定員を超えた場合は抽選とさせていただきますので、あらかじめご了承下さい。
* 当選された方へのみ、公演1週間前までに確認書をメールにてお送りします。
* 落選された方には別途ご連絡をいたしませんので予めご了承ください。
* 当落確認のお問い合わせはご遠慮ください。
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