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文化院ニュース

 
 
掲載日 : [08.02.25]   照会数 : 17994
第6回「話してみよう韓国語」東京大会が開催されました
 
<終了後の出場者全員による記念撮影>

  昨年に続いて今年も東京マラソンの開催日と重なった2月17日に第6回「話してみよう韓国語」東京大会が開催されました。昨年は雨も降り始終寒い一日でしたが、今年はお天気も快晴で、早くからたくさんのお客さんがお見えになり、会場はたちまちいっぱいになりました。

  今大会でこれまでと違う点と言えば、去年できた「高校生の部」に中学生まで加えて「中高生の部」にしたことです。韓国語を教えている中学校が最近結構あるということから、更に応募者の門戸を広げたのです。そのためか、今回の東京大会の総応募数は、昨年の記録をあっさりと破り、過去最多の89組156名!まさに、「韓国語界の甲子園」?と呼ばれるようになっただけに、予想をはるかに上回る数字に関係者も皆驚きでした。このうち、中学生からの応募は3組5名でした。この応募者の中から、実に11時間近くに及ぶ厳選なる審査の結果、34組56名が本選進出を決めたのですが、このうち2組4名が出場辞退となり、結局32組52名が本選の舞台に上がりました。

  まず最初に発表があった部門は、「中高生の部:K-POP歌詞暗唱部門」。今年の歌は、장혜진「다시 돌아와」(チャン・ヘジン「タシ トラワ:戻ってきて」)。これは、何年か前にヒットした「花*花」という女性デュオによる 「さよなら大好きな人」という歌の韓国語版カヴァーです。この部門では9人の中高生が発表してくれましたが、アカペラで歌う人もいれば、舞台全体を利用して歩きまわりながら独り言のように呟くスタイルで発表したり、ギターを片手に格好よくクールに歌い上げた人もいれば、紙芝居風に発表したり、手話を交えて発表したり、チマチョゴリを着て感情豊かに発表したり、同じチマチョゴリを着ていても韓国舞踊の要素を取り入れながら発表したりと、昨年以上にヴァラエティに富んでいて、見る人を飽きさせませんでした。

<中高生の部:K-POP歌詞暗唱部門の様子>

  続いては、「中高生の部:スキット部門」です。この部門には8組16名が舞台に上がりました。今回の高校生用の台本は、宿題しなくてはいけない友達を無理やり誘って市内見物に出かけちゃうというストーリー。最後の部分で、二人で「トッポッキ」を食べ、「これから私たちはトッポッキチングね」と片方が言うのですが、それに対しもう一人が「トッポッキチングって?」と訊ね、オチは自由作文ということになっています。

<中高生の部:スキット部門の様子>


  このオチをどうするかが見所でもあるのですが、「お餅のように、ずーっとくっついたままの友達でいようね」「トッポッキって美味しいでしょ?また、食べたくなるでしょ?私たちも、何度会ってもまた会いたくなるような友達でいようね」「トッポッキのように熱くホットな友情でいようってことだよ」「日本で言う焼鳥仲間のようなものさ」などなど、中高生の想像力を活かしたユニークなオチと演技が相次ぎ、会場は笑いが絶えませんでした。中には、せっかくきれいなチマチョゴリを着てきたのに、着慣れていないこともあって舞台上で何度もこけながらも、まったくめげずに最後までにこやかに元気はつらつ堂々と発表してくれた中学生の組がとても爽やかに感じました。

  休憩をはさんで、いよいよ「一般の部:スキット部門」の発表です。こちらは9組18名が舞台に上がりました。一般の部のスキット内容は、韓流スターにはまった人と、それに対し「またか」とあきれてしまう人とのよくありがちな会話。この2人の関係が台本では友達同士になっているのですが、これを嫁と姑の関係にしたり、親子の関係にして発表する組もありました。また、どの韓流スターにはまっているのかという部分では、未だ絶大な支持を得ているヨン様はもちろん、大学生の場合は東方神起やピ(Rain)だったり、様々でした。中でも目を惹いたのは、大好きな韓流スターに「오빠(オッパ)~、비(ピ:Rain)!」 と叫ぶのを、パートナー役が「オッパッピ!?」 と勘違いした途端に、皆さんご存じのあのパフォーマンスが!「韓国へ行きたいか?ウィ~、でもその関係ねぇ」とすべて韓国語で言いながら、あの振り付けで会場を大爆笑させました。

<一般の部:スキット部門の様子>


  最後の部門は、「一般の部:映像表現部門」です。今回の映像は韓国ドラマ「私の名前はキム・サムスン」第1話から女性主人公が男性主人公を振り切ってタクシーに乗るのですが、男性主人公に追いつかれ、結局同じタクシーに乗られてしまう場面に、セリフやナレーションを創作して発表するという部門です。今回も同じ映像であっても、出場者6組9名によって様々なストーリーが誕生しました。遺産の分配でもめる姉と妹、ロトに大当たりしてそのまま逃げようとした女と、それを追いかける男、逃げる女を犯人にし、追う男を刑事に仕立ててその様子を報告するナレーション式の発表などなど、出場者の皆さんの発想に「あっぱれ」です。中には、1人2役で、ソウルの言葉とプサン訛りを巧みに使い分けたつわものもいました。

<左:一般の部:映像表現部門の様子、右:ちょん・ひょんしるさんのミニ講演の様子>


  今大会は新しい試みの1つとして、各発表後に1人に1つずつ審査員の先生から韓国語で質問して、韓国語で答えてみようという質問コーナーを設けてみました。暗記した台本だけではなく、自分で思っていることを少しだけでも「話してみよう」という趣旨からです。「好きな韓国料理は何ですか?」「今何時ですか?」「誕生日はいつですか?」などなど、簡単な質問ではありますが、どの出場者も立派に答えることができ、多少は韓国語でのやり取りに自信がついたようでした。

  全ての発表が終わると、審査の時間中は特別ゲストちょん・ひょんしるさんによるミニ講演「ことばと文化の楽しい世界」が行われ、韓国語と日本語を比較した興味あふれる楽しいお話を聞くことができました。肝心の審査ですが、今年から新しく審査員長を務めていただく伊藤英人先生(東京外国語大学大学院准教授)と金珍娥先生(明治学院大学専任講師)のお二人を新たにお迎えし臨みましたが、あまりにものレベルに高さに大変厳しく困難で、制限時間ぎりぎりいっぱいまでかかった結果、下記のような結果となりました。

<第6回「話してみよう韓国語」東京大会 入賞者> ( )内は韓国語の学習機関



◇中高生の部:K-POP歌詞暗唱部門
最優秀賞
優秀賞
敢闘賞
金 明希(東京都立国際高等学校)
金 愛奈(神奈川県立川崎高等学校)
大江 恵里香(啓明学園高等学校)

◇中高生の部:スキット部門
最優秀賞
優秀賞
敢闘賞
天野 光、木村 篤史(共に東京都立日比谷高等学校)
齊藤 友理、姜 裕那(共に岩手県立不来方高等学校)
新藤 美穂、佐藤 瞳(共に山形県立米沢商業高等学校)

◇一般の部:スキット部門
最優秀賞
優秀賞
敢闘賞
上村 早紀、松木智美(共にフェリス女学院大学)
野口 友里亜、植木 智文(共に関東国際高等学校)
西浦 美智子、馬場 由美(共に韓国文化院 韓国語講座)

◇一般の部:映像表現部門
最優秀賞
優秀賞
敢闘賞
室谷 まどか(拓殖大学国際開発学部)
田村 怜奈(個人指導)、高柳 直正(早稲田大学オープンカレッジ)
津内口 翔太、山谷 謙志(共に関東国際高等学校)

◇韓国文化院長賞:鈴木 友里絵、財津 美里(共に青山学院中等部)

◇努力賞:上記以外全員


  さて、ここれまで6回開催してきた「話してみよう韓国語」東京大会ですが、次の大会から大きく生まれ変わることになりました。これまで設けてきた「中高生の部」を駐日韓国大使館 韓国文化院、クムホ・アシアナ文化財団、日中韓文化交流フォーラム、財団法人国際文化フォーラムの4者が共同主催する「クムホ・アシアナ杯『話してみよう韓国語』高校生大会」に移行することになりました。その第1回大会が早速今年6月14日に東京で開催される予定で、本選出場者の半数近くが韓国に行けるようになりました。つまり、高校生でも予選さえ突破すれば、韓国へ行ける確率は50%!しかも、韓国語を学んだことがなくても韓国に興味あるだけで応募できる「エッセイ部門」の新設により、全国の高校と高校生を対象にした大会へと更に裾野が広がったわけです。第1回「クムホ・アシアナ杯『話してみよう韓国語』高校生大会」につきましては、3月中旬頃に募集要項等を韓国文化院をはじめ各主催機関のホームページ上でご紹介できると思いますので、どうぞお楽しみに。

  この「クムホ・アシアナ杯『話してみよう韓国語』高校生大会」をきっかけに、「話してみよう韓国語」がますます発展していくことは間違いありません。新しく生まれ変わる高校生大会をきっかけに、韓国と韓国語をより身近に感じる高校生が一層増えて、少しでも多くの高校の現場で韓国と韓国語に接する機会が増えることを願ってやみません。

  一方、従来の「話してみよう韓国語」東京大会から、「中高生の部」はなくなりますが、だからと言って中高生が応募できなくなるわけではありません。詳細につきましては現在検討中ではありますが、リニューアルして更にお楽しみいただける大会を目指して今後も望んでいきたいと思っていますので、どうぞご期待下さい!

  なお、今年は同じく2/17に大阪大会、2/24に鹿児島大会が開かれ、秋から冬にかけて青森・鳥取・熊本の各大会も予定されています。詳細が決まり次第、韓国文化院をはじめ各主催機関のホームページにてご紹介させていただく予定ですので、どうぞお楽しみに!


 
 
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